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記憶力が気になったらチェックしたい物忘れと認知症の違い

物忘れがひどいと認知症が気になりますよね。物忘れと認知症にはどのような違いがあるのでしょうか。詳しく解説するので、記憶力アップを目指す方は参考にしてください。

物忘れと認知症の違い

物忘れは、誰にでも起こる物忘れと認知症の疑いがある物忘れに分かれます。認知症の疑いがある物忘れでは次のような症状などが現れます。

認知症の症状

日常生活に支障をきたしている

一般的に記憶力が良いといわれている方を含め物忘れは誰にでも起こります。それ自体が問題ではありせん。ただし、物忘れが仕事や家庭生活に支障をきたしている場合は認知症の疑いがあります。例えば、仕事の約束を忘れる、通いなれた道のりで迷うなどの場合です。

物忘れを自覚していない

人の名前を忘れてしまったなど、本人が物忘れを自覚している場合は健康な物忘れといわれています。本人が物忘れをしていることに気づいておらず、会話の中で取り繕う姿が見られる場合などは認知症の疑いがあります。

経験したことそのものを忘れている

「どこそこへ遊びに行って何を食べたか忘れてしまった」など、経験したことの一部分を忘れることは健康な物忘れといわれています。どこそこへ行ったことすら忘れている、つまり経験したことすべてを忘れている場合は認知症の疑いがあります。

以上のほかでは、物忘れは一般的な知識などを忘れることが多く認知症は自分の経験したことを忘れることが多い、物忘れはヒントを与えれば思い出せるのに対し認知症はヒントを与えても思いだせない、物忘れは時間が経過しても進行しないのに対し認知症は徐々に進行していくなどといわれています。

物忘れが心配な方は記憶力チェック!

認知症の症状に当てはまる点はないものの物忘れが気になる方は、記憶力チェックをしてみるとよいかもしれません。厚生労働省は次の4つを軽度認知症のサインとして挙げています。要約して紹介します。

  • 同年代に比べ物忘れがひどい
  • 物忘れがひどいことを自覚している
  • 日常生活に大きな支障はない
  • 物忘れはないが認知機能(失語・失認・失行・実行機能)のひとつに障害を抱えている

参考:厚生労働省知ることからはじめようみんなのメンタルヘルス「認知症」

これらに当てはまる方は軽度認知症かもしれません。軽度認知症は、認知症とは言えないものの健康な物忘れよりも記憶力が低下している状態です。

認知症の原因

一般的に、認知症という病気があると思われがちですが、認知症という名前の病気はありません。認知症は、脳の機能が低下して記憶などに影響が現れた状態などを表す総称です。この状態は様々な原因により引き起こされます。

例えば、脳の細胞が徐々に死んでいく神経変性疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害などが原因になります。神経変性疾患が引き起こす認知症としてアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、脳血管障害が引き起こす認知症として血管性認知症などが挙げられます。

参考:厚生労働省知政策レポート「認知症を理解する」

認知症の進行とともに現れる症状

認知症が進行すると現れる代表的な症状は原因により異なります。アルツハイマー型認知症では物忘れや見当識障害(時間や場所が分からなくなる)、レビー小体型認知症では幻視や緩慢な動作、前頭側頭型認知症では身勝手な発言や行動が目立つなどの性格の変化、脳血管性認知症では日常生活動作の障害などが現れやすいといわれています。

認知症は早期発見・早期治療が重要

認知症と健康な物忘れは異なります。物忘れが気になるからといって、認知症とは言えません。記憶力が気になる方は、日常生活に支障が生じていないかなどを確認すると良いでしょう。認知症が疑われる場合は、早期発見・早期治療が重要です。軽度認知症の段階で適切な治療を受ければ、認知症の進行を遅らせることが出来る可能性があります。

心配な方は、念のため専門医に相談しましょう。認知症の疑いがない方は、記憶力アップをはかってみるとよいかもしれませんね。

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